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2006年10月23日 (月)

S社の新料金体系

某ケータイキャリアの新料金プラン。

なんだか詐欺師のプレゼンみたいで、非常に腹が立った。

自分達にとって都合のいい情報しか流さない。プランの全貌はまだ明かせない、というのは一見ポジティブなサプライズがあるように見えるけれど、実はその好条件で契約をするときの縛り条件も一緒に隠しているんだろう。例えば、一回契約したら5年縛りの契約で、解約するときは高額な違約金が発生する、とか。スーパーボーナスだって、同じ理屈だし。

きっと、見た目の安さに釣られて加入してしまう学生とかは、加入時に十分な説明を受けることなく契約するんだろうから格好のターゲットだろうね。少しして「電波が繋がらない、Sユーザだと思って長時間話していたらDoCoMo、auに変えていて予想外の通話料金が請求されていた、不用意にWebをブラウズすると有料のコンテンツを購入してしまう」みたいなことが重なって解約したくなるかもしれない。そして、S社のショップに行って解約手続きをしようとすると巨額な違約金が発生することを伝えられて、結局契約満了(5年とか)まで仕方なく使い続ける、ってことが発生しそう。もともと「安さ」に釣られて加入したユーザだから、高額の違約金が発生すると分かったら身動き取れなくなるだろうし。やりかたが汚い。こういう腐ったやりかたを重要な社会基盤の一つである電話を担う通信事業者が行っていいのだろうか?

Sに買収される前からの実績でも、このキャリアは平気で既存ユーザを騙してばかりいる。この「大創業祭」で獲得したユーザに提示した条件も、いつまで続くのかが謎。数ヶ月経ったら、「新プラン登場!」とか抜かして、徐々にユーザの見えにくいところで改悪を繰り返していくんだろうね。一月までのプランだから、きっとその直後にまた違うプランが出そう。ショップの店員さん、ご苦労様です。

それよりも、世界に先駆けて新技術・トレンドを具現化している日本の携帯電話キャリア業界が一気にジリ貧状態になってしまいそうで怖い。別にS社が勝手に自爆しても構わないけれど、他社を巻き添えにしてキャリア業界を滅ぼそうという気があるんじゃないかな、あのシャチョーさんは。マイラインの悪夢の再来かも。成長中の業界でトップを取ることは誇れるけれど、業界を衰退させてからトップを取って何が楽しいんだろう?

今回の料金プランが、「美味い話には必ず裏がある」の代表例として今後語り継がれていくような気がしてならない。契約書を読まずに契約する人が多い日本に「ちゃんと契約前に契約内容を確認しましょう」という意識を定着させることになったら、そこは評価できるかもしれないけれど。

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